8月後半から、海外のツアー団体がエルファを旅行コースに組み込まれ、次々と訪れています。
毎回10数人の方々が来られて、11月までに全部で47回のツアーを受け入れさせていただきます。
主催はアメリカ合衆国の「グランド・サークル・コーポレーション」という企業のツアーで、
お客さまは、アメリカで教員や技術者、弁護士や医者などの仕事してきて第一線を退いた方々です。
この方々に、日本における在日コリアンの状況に関心をもっていただき、
エルファのような福祉施設があることを伝え、いまの日本社会の現状をお伝えするという、
ツアープランで、通訳のガイドさんがついています。
単なる観光旅行ではなく、ダークツーリズムとホープツーリズムが詰まった旅行になるよう、
エルファで活動してきたわたしたちの思いをしっかり伝えていきたいと思っています。
今回の企画は、ボストンで働く在日コリアンとの出会いがきっかけで動きはじめたものです。
コロナ禍で延び延びになっていた企画ですが、つながりに感謝して、精一杯こたえていきたいです。