滋賀県地域総合センター職員研修会
7月10日、
公益財団法人滋賀県人権センター様に
お声がけいただき、
地域総合センターの職員研修会で
お話をさせてもらいました。
滋賀県各地の隣保館(コミュセン)で
日々相談業務に携わっておられる相談員の方々を前に、
京都の地で20年越えて積み重ねた
エルファの活動を紹介させていただき、
日本の外国籍住民が
困難なく気兼ねなく
日本の福祉制度(フォーマル/インフォーマル両方)を
使えるためにと、現状報告と課題をお伝えしました。
在日コリアン1世から2世、
特別永住者から「ニューカマー(新たな1世)」、
日本人やコリアン以外の他国籍者へと
利用ニーズは広がっています。
日本社会の状況やエルファの事例を見ていると、
エルファの事業をもっと多くの人に知ってもらい、
より発展させるために
皆さんと協力したいという思いがあふれました。
いま参議院選挙まっただなかですが、
外国人の基本的人権のことを
国の判断でいかようにでも決められるかのような主張がなされたり、
外国人を排斥する表現が日常化したりしていて、
誰にとっても生きづらい社会風潮が
増しているように思えます。
そんななか、
エルファはソーシャルワークの拠点のひとつとして、
いち事業者、いち法人ではやりきれないことも、
多職種、多業種連携でもって、
誰も排除されない社会をめざしていきます。
「次回はエルファへ交流に行きたいです」
と感想をもらい、
「是非やりましょう…